学校教育の活用

手厚い指導の学校における学習戦略

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手厚い指導の明と暗

学期中は朝課外・夕課外・土曜授業(土曜課外)があり、課題も多く、長期休暇も夏季課外などがあり、手厚く指導している高校がります。こういう高校では、一部の生徒にとっては、学校の勉強だけしっかりやっていれば、塾や予備校に通うことなく現役で志望校に合格できる素晴らしい環境となります。しかし、その他の生徒にとっては、無駄が多くうまく立ち回らないと大変なことになります。

では、どういった生徒にとって良い環境で、どういった生徒には向かないかですが、次の2点を考えれば見えてきます。1つ目は、クラスのターゲットとしている進学先(以下、ターゲット校とします)が自分の志望校と比べてレベルが高いかどうか、2つ目は、成績がクラスの上位30%に入っているかです。ターゲット校≧志望校で、成績上位30%に入っていれば、その人にとっては素晴らしい環境と言えます。しかし、それ以外の場合は立ち回り・学習戦略を考えておく必要あるでしょう。

成績が×のケース

この場合はまずは成績を上げることが目標となります。ですので、まずは受験科目以外はテキトーに取り組み、勉強時間を確保しましょう。次に受験に必要な科目で上位30%に入っているものは、現在の取り組みを続けます。勉強量を減らして今の順位を維持できるならば減らすべきですが、順調にきている分はそのままの方が良いかと思います。これが立ち回りの基本にまります。

成績的に問題のある科目は、復習に重点を置き、予習や授業で解説する予定の問題を解いてくるような課題はテキトーに済ませます。(問題の題意やテキスト本文の大まかな内容は押さえておいてください)その代りに、学校の勉強にプラスして学習済みの範囲の基礎力強化をやりましょう。対象となる科目が多い場合は、プラスαをやる科目の優先順位を考えます。英語や数学などの主要科目からやり、同時進行は2科目までにしましょう。

成績○だがターゲット校<志望校のケース

成績は良いが志望校が高い場合は、志望校レベルの勉強をする時間をどう確保するかです。このケースでも、まずは受験科目以外はテキトーに取り組み、勉強時間を確保しましょう。これは基本です。次に勉強のスタイルを先取り・予習重視に変えていきましょう。例えば、英語なら志望校レベルを意識して、語彙力を高いレベルまで早期に固め、志望校レベルの英文を読むために必要な文法・構文知識を先取り入れていき、「学校のテキスト予習」を「先取りの復習」として利用していくことで、学校のテキストの復習の時間を削っていきます。

注意点は、主要科目、それも英語から先取り式にシフトすることです。英語は独学での先取りがしやすく、早く志望校レベルに到達させやすい科目です。対して、数学や選択科目は学習する項目が多く、全分野をやり終えるだけでかなりの時間を要します。なので、まずは英語から取り組み、志望校レベルの完成の目途をたててから、数学や国語、選択科目に行きましょう。

まとめ

・成績上位でクラスの進学ターゲット校≧自分の志望校なら学校重視
⇒この場合は学校のことを徹底すれば受かります。

・成績がダメな場合
⇒予習はテキトー済ませ復習重視で取り組む。プラスαで学習済みの範囲の基礎を固める。

・成績上位だがターゲット校<志望校の場合
⇒先取り・予習型に切り替える。主要科目、それも英語からシフトするのが理想。

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