大学受験の意義

学校の勉強は重要か?

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学校の勉強は重要か

大学入試は基本的に、高校で学習する内容から出題されるので、単純に考えれば、学校の勉強は重要となります。しかし、実際の大学入試では、各大学・学部学科によって試験科目が設定され、試験の傾向も大学によって異なります。ですので、受験に受かるということを考えれば、学校の勉強よりも、受験に受かるための予備校や塾の勉強の方が重要そうに思えます。

そこで、今回は学校での勉強の重要性について考えていきます。

指定校推薦で自分の志望校に合格できそうか

学校の勉強の重要性を考える上で、まずはじめに考えなければならないのは、指定校推薦で自分の志望校に合格する可能性が高いかどうかです。指定校推薦では、学校の成績で合格がほぼほぼ決まります。ですので、指定校推薦を目指すのであれば、学校勉強はかなり重要になります。しかし、①安定して志望校の枠があるか、②推薦条件と競合がどれぐらい出るかの2点に注意が必要です。

①について、指定校推薦の枠は毎年見直されます。なので、今年は指定校の枠があっても来年同じ枠があるかはわかりません。ですので、単年で見ずに、直近5年間等見て安定的に枠があるかどうかを調べておく必要があります。安定的に枠があるようであれば、②を考えます。推薦条件が満たせるかどうか、そして競合がどのレベルで何人ぐらい出てくるかを調べ、自分が合格できそうかを考えます。学校の進路担当の教員に聞けば、例年の傾向を知ることができるはずです。合格の可能性が4割ほどあるなら狙っていきましょう。

高校側のターゲットとする進学先と自分の志望校は同じ属性か

指定校を狙わない場合や指定校での合格の可能性が低い場合は、在籍するクラスのターゲットとする進学先と自分の志望校が同じ「属性」かどうかという視点で考えます。ここでいう「属性」とは、いわゆる国公立文系・国公立理系・私立文系・私立理系といった分類です。一致していれば問題ありませんが、ずれている場合はかなり厄介です。

属性がずれている場合は、基本的に受験に必要な科目以外は重要ではありません。ギリギリ赤点を逃れられればOKです。特に理系・文系がズレている場合や国公立志望で私立クラスにいる場合は追加でやるべき事がかなり出てきます。また、私立志望で国公立クラスの場合も科目を絞り対策をすることで、より上位の大学に合格しやすくなります。

学校側が生徒個人に任せているか、手厚く指導するか

クラスと志望校の属性の次に考えてほしいのは、高校側が生徒個人に任せているか、手厚い指導をしているかという視点です。手厚い指導をしているとは、例えば、学期中は朝課外・夕課外・土曜授業(土曜課外等)があり、授業の予習や課題が多く出され、夏季休暇等も夏季課外等を実施するというような指導をしている場合です。

個人に任せるスタンスの学校では、学校の勉強は重要です。学校でやることを絞っているわけですから、無駄なことをやる余裕はないので、重要度が高いところが残ります。ですので、学校の勉強は重要であり、しっかりこなしたうえで、自分で必要な勉強を追加でやるということになります。

手厚い指導の学校の場合は

手厚い指導を実施している学校の場合、自分のクラスがターゲットしている大学と自分の志望校のレベルが一致していて、成績的にクラスで上位30%以内に入っている場合は、学校の勉強はかなり重要となります。しかし、おそらくこの条件を満たす人は少ないでしょう。残念ながら、手厚い指導を実施している学校では、多くの人にとって、学校での勉強は全てが重要とはいえず、無駄も多いというのが実情なのです。

手厚い指導の学校で、学校の勉強は無駄が多い場合は取捨選択必要になります。このことについては、次の記事で詳しく書いていますので参考にしてください。
手厚い指導の学校における学習戦略

 

まとめ

・指定校推薦で志望校に合格できそうなら、学校の勉強はかなり重要
⇒ただし、志望校の枠が安定的あり、実際に合格できそうかよく考えよう。

・在籍クラスと志望校の方向性が一致しているかをチェック
⇒文系・理系、国公立・私立という点でズレている場合は受験科目以外は無視してOK。

・生徒個人に任せるか、手厚く指導しているかを考えよう
⇒任せる方針の学校では、学校の勉強の重要度は高いがプラスαで必要な勉強がある。
⇒手厚い指導の学校では、結構無駄がある場合が多く、取捨選択が必要になる。

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