大学受験の意義

【大学受験】受験勉強に意味はあるか?

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限られた範囲の物事を学ぶ受験勉強

大学入試の問題は、基本的には国が定める学習指導要領に沿って勉強してきた受験生が解ける問題となっています。ですので、受験勉強は、基本的には、学習指導要領に沿い、その範囲内で物事を学ぶことになります。つまり、学習指導要領という限られた範囲の中で物事を学ぶことになります。そこで、こうした限られた範囲の学びが、将来的に何の役に立つのか?という疑問が生じてくるかと思います。

多くの人が分かっているかと思いますが、大学受験で学ぶ物事の多くは、それ自体は実社会ではそれほど役に立ちません。古文で格助詞「ば」の後は主語が変わることが多いとか、(整式)×ex の積分は部分積分を利用するとか知っていたところでその知識を使う場面は皆無です。

役にたたないことの先にすごく役に立つことがある

では、受験勉強は良い大学に進むためのただの”通過儀礼”なのかというと、それは違います。受験勉強をする一つの意義は、大学入学後に、実社会で役に立つ知識を学び、理解するために必要な知識を学んでおくことにあります。例えば、ビジネスの世界で現在大変注目されているものに、データサイエンスというものがあります。

データサイエンスは、ざっくりいうとデータを徹底的に分析し、その結果もとにして、企業戦略・研究戦略を考えるというものです。このデータサイエンスは、統計学をもととしています。その統計学の基礎をなすのが数学であり、高校数学の内容を理解していないと統計学を深く理解することはできません。つまり、高校数学自体は、実社会で役にたつことは、ほぼありませんが、それを学んだ先に、データサイエンスというとっても役にたつものがあるというわけです。

受験勉強は人間力も高める

受験勉強のもう一つの意義は、問題を解決するための思考力や自分の考えを簡潔にまとめ伝える表現力を高めることにあります。入試問題は、限られた範囲の知識で解ける問題です。だからこそ、自分の知っている知識をうち、どの知識を、どう組み合わせて問題を解くかを考えることになります。また、論述式の答案作成では、自分がどう考えてどのような結論、答えに至ったかを簡潔にまとめる必要があり、表現力の養成につながります。

受験勉強は、一見するとそれほど意味がないように思われます。しかし、上で述べたように、役に立つことを学ぶために必要な知識を学び、思考力や表現力といった自分自身の人間としての実力を高めることができることから、人生において非常に大きな意義を持つといえます。

 

まとめ

・受験勉強はとっても役に立つことを学ぶために絶対必要
⇒将来、実社会で役に立つことを学ぶにあたり、高校内容はそれを理解する基礎になります。

・受験勉強を通して人間力を鍛えよう
⇒問題を解くために考え、自分の考えを一枚の答案にまとめている時、あなたは成長しています。

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